【不思議訪問記】石の鳥居 大岩神社と秘境

京都の人気スポット伏見稲荷大社へ向かうために下車する「伏見稲荷駅」を通過し、2つ先の「藤森駅」を下車する。

普通の住宅街から15分ほど歩くと山道の景色と、いくつか小ぶりな山が見えてくる。


小ぶりな山へ入る道には、少しさびれた赤い鳥居と「大岩神社」という看板が立てられ、周りは背の高い竹が生い茂り、進むと竹藪はさらに高く大きくなり道は狭くなり所々倒木で道がふさがれている。


訪れたのは5月、竹林は鳥とカエルの鳴き声が響き、途中の池では姿は見えないが「ドボン」と魚が跳ねたような音も聞こえる。(ワニがいても不思議ではない景色ではある)

山道では人とすれ違うことも少なく、訪れた時には2人しかすれ違わなかった。


20分ほど進むと土に埋もれた石階段、コケやツタに覆われた狛犬、小さな社と石でできた鳥居が見えてくる。

一瞬ジブリの世界観を思い出されるその光景はとても神秘的だ。


「大岩神社」は神主が不在となり管理する人がいなく廃神社とも呼ばれているが、どうやら近くの大学生などがボランティアで清掃を行っていたりするそうだ。

京都出身の日本画家、堂本印象によって製作され、毘沙門天や地蔵菩薩が彫られているのがうかがえる。


ぜひ、異世界感・ジブリ・神秘などを体感したい人は参拝することをお勧めする。

しかし夏は藪蚊・マムシが発生するので秋ごろの訪問をお勧めする。服装は軽い山登りの服装をお勧めする(途中に倒木でこしらえた橋などもあるので注意)


制作部 藤田