墓参りに同行して思ったこと

クライアントと打ち合わせが終わったとき、
「近くに新しいお墓を建てたので見ていってくれますか」と言われた。


ついて行くとお墓の中心に阿弥陀如来像が置かれた石堂があり、
その隣に最近亡くなられたお母さま夫婦の石碑があった。
「この石碑の前に僕たち夫婦の石碑、反対側には息子夫婦の石碑が順番に立ちま
す。7代後まで並んでいきます。」とのこと。
言いながらローソクに火をともし、線香をあげ、お経を読んでお参りされた。


僕もその後ろに付きながら、普段接している彼の強さや優しさの源が分かった気
がした。


最近は個人主義とか葬儀の自由とか言ってお墓を建てない人も多い。
家に縛られるのが嫌だという人も多いし、それは当然だろう。
でも父母、祖父母、祖先やその先の神、仏、言い方や信じる対象はいろいろだが
大きな力に守られている実感が持てる人は強いと思う。


縛られるというより守られているという感覚だ。
その実感がある人は逆境にあったときの心構えや行動が前向きになる。
反対に順調な時におごり高ぶることも少ないだろう。


結果、繁栄が続くというわけだ。
墓参りに同行してそんなことを思った。