採用するための社内的な条件
人を採用する目的は
自分たちのビジョンを達成するため。
採用活動を始めると、
自社の強みや欠点がよくわかる。
また、何を大切にしたらいいのか考える機会になる。
広告ビジネスに人手不足はあまり関係ない。
社内で足りなければ外部のブレーンと連携していけばいい。
だから「人を入れないと商売が成り立たない」ということはない。
売上を増やすために人を増やすのだけど、
それには自らに問うべき条件がある。
今の会社の状態で、
新人をじっくりと育てることができるのか。
情報を共有することができるのか。
この二つの条件をクリアせずに
会社を拡大してはいけない。
仕事が多いからという理由だけで採用すると後ではまる。
一人一人のスキルアップもせず、
情報の共有もできないまま人数が増えても
今ある仕事が減ったらそこで会社は終わり。
景気や企業の状況はめまぐるしく変わる。
新しい仕事を取るスキルがなく
目標へのベクトルがそろわない状態で
会社は変化に対応できるわけがない。
採用したからにはしっかりと面倒を見る体制でいきたい。
この人の面倒を見る気にはならない、という場合は
採用そのものが間違っていたということ。
だから採用基準は経験よりも人柄となる。
これはきれいごとではなく実践的な話。