アウトプットの方法を分ける面白味
自分では理解していると思っていることでも
人に話したり説明するために文章を書いたりしようとすると
途端に詰まることがある。
何かアウトプットをしようとした途端に
訳がわからなくなるということは誰しも経験があるだろう。
アウトプットをすれば理解が深まることに異論はないとしても
その方法によって、理解の質が異なることや使いどきについては
注意する必要がある。
例えば、KJ法で有名な川喜田二郎は
図解と文章を明確に分けてそれぞれの役割について論じている。
また外山滋比古は『思考の整理学』のなかで、しゃべることについて語っており
「とっておきの考えとは別のところでおしゃべりをすること」の重要性を説いている。
私自身も最近、何か考えをまとめるときはPC上に入力するだけではなく、
ノートに書いたりカードにしてまとめたり人に説明したりするようにしている。
PCに入力したものと同じ内容のものでもノートに書いてみると
漢字の成り立ちや英単語の接頭語を意識するようになり、
対象をこれまでとは違った方向からみることができる。
多角的に物事を捉えることは、必ずしも仕事の成果につながるというわけではない。
とはいえそこに面白味があればそれで良いと思う。
Webマーケティング部
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