デマンドジェネレーションキャンペーン(DGC)とは?
デマンドジェネレーションキャンペーンは、Google広告のキャンペーンの一つです。
ファインドキャンペーンの後継として位置づけられ、YouTube(Shorts含む)・Discover・Gmail・Google Display Networkなどに配信できます。
ファインドキャンペーンと比べて、広告の掲載場所や入札戦略が増えるなど、広告配信機能が充実しました。
今回の記事では、デマンドジェネレーションキャンペーンの特徴や配信実績について詳しく解説します。
キャンペーンの特徴
デマンドジェネレーションキャンペーンの特徴を表にまとめました。
| 入札 | オーディエンス | 掲載場所 |
|---|---|---|
| クリック数 | カスタムセグメント | YouTubeインフィード |
| 目標費用対効果 | データセグメント | YouTube Shorts |
| コンバージョン数 | 類似セグメント | Discover |
| コンバージョン値 | – | Gmail |
配信面
広告の配信イメージは以下の通りです。複数の配信面でユーザーに表示されます。
デマンドジェネレーションキャンペーンの広告は、配信面ごとに画像やテキストが最適な形で組み合わされて配信されます。
広告設定時のプレビューを参考にしながら、視認性などに注意してクリエイティブを作成しましょう。
配信面(SP)
配信面(PC)
広告クリエイティブ
視認性が高まるように、推奨サイズでのクリエイティブを設定しましょう。
具体的には、画像の最大サイズは5MBで、ロゴの最大サイズは150KBです。
画像
| サイズ | 縦横比 |
|---|---|
| 1,200×628 | 1.91:1 |
| 1,200×1,200 | 1:1 |
| 960×1,200 | 4:5 |
ロゴ
| サイズ | 縦横比 |
|---|---|
| 1,200×1,200 | 1:1 |
参照元: デマンド ジェネレーション キャンペーンのアセットの仕様とベスト プラクティス
デマンド ジェネレーション キャンペーンについて
他ディスプレイキャンペーンとの比較
Googleディスプレイ広告には、大きく分けて「動画・ディスプレイ・デマンドジェネレーションキャンペーン」の3つの配信方法があります。
キャンペーンごとに配信面や設定できるクリエイティブに違いがあります。
| 配信方法 | クリエイティブ | 配信面 | ネイティブ広告 | サーチキーワード |
|---|---|---|---|---|
| 動画 | 動画 | 広い | 〇 | 〇 |
| ディスプレイ | 動画
画像 テキスト |
広い | △ | ✕ |
| デマンドジェネレーション | 動画
画像 テキスト |
YouTube
gmail Google Discover Google Display Network |
〇 | 〇 |
デマンドジェネレーションキャンペーンでは、ファインドキャンペーンでは配信できなかった、動画広告の設定も可能になりました。
これにより、1つの広告キャンペーンで、動画広告と画像広告の両方を配信できるようになりました。そのため、ユーザーに向けて様々なフォーマットの広告を配信することができます。
また、配信可能なクリエイティブはGDNと似ていますが、サーチキーワードを活用した配信も可能です(後述)。
クリエイティブ制作のポイント
推奨よりも高い解像度の画像を使用する
推奨サイズより高解像度のクリエイティブを使用することで、画像が粗くなりにくくなり、ユーザーの視認性が向上します。
訴求の優先度を決めてクリエイティブを作成する
様々な情報をクリエイティブに入れると、本当に訴求したい内容を伝えることができません。
訴求の優先度を考慮して、クリエイティブを作成することがポイントです。
動画クリエイティブを積極的に活用する
画像と比べると、動画は多くの情報を分かりやすくユーザーに伝えることができます。
また、キャンペーンでは動画だけでなく画像を同時に設定することが可能です。そのため、ユーザーに向けて様々なフォーマットの広告を配信することができます。
おすすめの配信機能
カルーセル広告を活用する
カルーセル広告とは、複数の画像をスライド形式で配信できる広告です。一枚の画像だけでは情報量が足りない場合や、動画を設定しない場合にも、十分な情報量をユーザーに伝えることが可能です。
サーチキーワードを活用する
サーチキーワードとは、デマンドジェネレーションキャンペーンで設定できるターゲティング機能の一つです。
リスティング広告より費用を抑えてユーザーにリーチしたい場合や、既存のターゲティングに適したものがない場合などに有効な方法です。なお、サーチキーワードはリスティング広告の設定とは違い、部分一致のキーワードのみを対象に広告配信し、キーワードの除外ができません。そのため、出稿側が意図しないキーワードで検索するユーザーに対しても、広告が表示される可能性があります。この点は注意が必要です。
配信実績
最後に、デマンドジェネレーションキャンペーンの実績を紹介します。
| 業種 | CPM | クリック単価 | クリック率 |
|---|---|---|---|
| 建設 | 37~459円 | 22~37円 | 0.98~1.32% |
| 旅行 | 114~619円 | 3~24円 | 2.34~3.54% |
| 金融 | 100~293円 | 9~19円 | 1.01~1.65% |
| サービス | 269~301円 | 14~22円 | 1.15~1.61% |
SNS広告など他媒体の広告と比較すると、クリック単価は低くなり、クリック率が高くなる傾向にあります。ただし、業種や訴求内容によっても配信結果は変わるため注意が必要です。
クリック率が高くなる要因の一つは、ターゲティングの精度が高いためであると考えられます。ターゲットにクリエイティブが表示されたときにクリックしてもらえるように、適宜クリエイティブの検証を行うことが重要です。
また弊社の配信実績では、新卒採用シーズンの2月~3月に広告を配信した結果、クリック単価が高くなりました。そのため競合の出稿が増える採用の時期は、競合との差別化ポイントを明確にして広告配信していきましょう。
よくある質問(FAQ)
課金形態はどうなるの?
クリック課金(CPC)とインプレッション課金(CPM)の2種類があります。配信面によって、課金形態が異なります。
Google広告の費用については、下記記事もご参考ください。
ディスプレイ広告(GDN)との違いは?
大きく異なる点は、広告の配信先です。ディスプレイ広告はGoogle以外のサービスへも広く配信されますが、デマンドジェネレーションキャンペーンは、YouTube・Discover・Gmailに加え、Google Display Network(Webサイトやアプリ)にも配信されます。またターゲティングも異なり、デマンドジェネレーションキャンペーンでは類似セグメントの利用が可能になりました。
ファインド広告との違いは?
デマンドジェネレーションキャンペーンは、ファインド広告がアップグレードされて提供が開始したサービスです。
入札戦略に「クリック数の最大化」が追加されたことや動画クリエイティブの設定が可能になったことなど大きく仕様が変わりました。
ファインドキャンペーンからの主な変更点は、下記の4つです。
①入札戦略で「クリック数の最大化」を選択できるようになった
これにより、コンバージョン設定をせずに配信が可能になります。
この入札戦略では、指定した予算内でLPへのアクセス数を増やすようにキャンペーンが最適化されます。
流入数を増やせるため、認知度アップを図る場合にお勧めです。
②オーディエンスに「類似セグメント」が追加
既存ユーザーに類似したユーザーをターゲティングできるため、顧客となりうる潜在的なユーザーにアプローチできるようになりました。
③掲載場所に「YouTube Shorts」が追加
YouTubeのインフィードに加えて、YouTube Shortsに広告を配信できるようになりました。
④配信面の選択機能が追加
YouTube、Discover、Gmail、Googleディスプレイネットワークなどの配信面を選択できるようになりました。
参照元: デマンド ジェネレーションに関するよくある質問(FAQ)
デマンドジェネレーションキャンペーンのアセットの品質とポリシーに関する要件
まとめ
今回の記事では、デマンドジェネレーションキャンペーンの特徴や広告配信時に気を付けるポイントなどについて紹介しました。
これからデマンドジェネレーションキャンペーンを始めたいと考えているWeb担当者の方や、Google広告を実施されているマーケティング担当者の方の参考になれば幸いです。最新のトレンドや成功実績に基づいた運用を依頼したい場合は、シーエムスタッフまでご相談ください。650社以上の企業をご支援させていただいた知見を活かし、Google広告をはじめとするプロモーションの導入から運用・改善まで一貫してサポートいたします。
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