Instagram広告とは
Instagramとは、Metaが提供する写真や動画を投稿して共有できる無料のSNSです。
Instagram広告は写真や動画、ストーリーズ、リールなどの多様なコンテンツ形式を活用したSNS広告です。
目的に合わせて広告形式を選ぶのが成功のカギ!
Instagram広告のメリットと設定の詳細は下記の記事をご覧ください。
Instagram広告の種類
Instagram広告には以下の4種類があります。
目的やターゲットに応じて使い分けることで、効率的に目標を達成できます。
- 画像広告
- 静止画とテキストを使用した基本的な広告
画像引用元:Facebook広告ガイド - 動画広告
- 短尺の動画とテキストを使用した広告
画像引用元:Facebook広告ガイド - カルーセル広告
- 最大10枚の画像や動画を使用した広告
画像引用元:Facebook広告ガイド - コレクション広告
- メインの大きな画像・動画と複数の商品画像を組み合わせた広告
画像引用元:Facebook広告ガイド
Instagram広告の選び方
Instagram広告を選ぶ際は、以下の基準に基づいて最適な形式を選択してください。
- 認知度向上を狙う場合
- 画像広告や動画広告が適切
- 短い時間で視覚的にメッセージを伝えられます
- 購入促進を目指す場合
- コレクション広告やカルーセル広告を活用
- 詳細な商品情報を提供して、購買意欲を引き出します
活用方法と成功事例
Instagram広告を成功させるには、ターゲット層に合わせた広告形式の選択と効果的な運用が重要です。
以下に弊社の成功事例を紹介します。
業種 | 訴求内容 | 成果 |
---|---|---|
観光業 | 認知度向上 | フォロワー数の増加率4.3倍増 |
小売業 | 認知度向上 | フォロワー数0人→7700人 |
メーカー | 採用 | エントリー42件、面接16件→2人の採用 |
Instagram広告の費用と課金形式
Instagram広告は、費用対効果が高いSNS広告です。
費用対効果を高めるには、限られた予算を活用し、適切な課金形式を選択することが重要です。
この記事では、Instagram広告の課金形式や費用相場について解説します。
課金形式の種類
Instagram広告の課金形式は以下の通りです。
- CPM(Cost Per Mille)
- 広告が1,000回表示ごとにかかる費用
- CPC(Cost Per Click)
- クリック1回ごとにかかる費用
- CPV(Cost Per View)
- 動画が2秒以上連続して再生された場合にかかる費用
- CPI(Cost Per Install)
- アプリインストールの1件あたりにかかる費用
Instagram広告の費用相場
Instagram広告の費用は、広告の目的やターゲティング設定によって異なります。
弊社の運用実績をもとに費用相場を以下に示します。
課金形式 | 相場 | 適用ケース |
---|---|---|
CPM | 500~1,000円/1,000回表示 | ブランド認知向上 |
CPC | 50~150円/クリック | サイト誘導・リード獲得 |
CPV | 5~15円/動画視聴 | 動画コンテンツ視聴促進 |
CPI | 100~300円/インストール | アプリダウンロード促進 |
課金形式別の活用ポイント
課金形式を効果的に活用するためには、それぞれの特性を理解し、広告目的に合わせた運用が重要です。
- CPM – 認知度の拡大に最適
- CPC – 流入数の拡大に最適
- CPV – 動画視聴の促進に最適
- CPI – アプリダウンロードの促進に最適
Instagram広告の詳細は下記の記事をご覧ください。
Instagram広告の出し方と注意点
Instagram広告を効果的に配信するためには、アカウント設定から広告出稿までの手順を理解することが重要です。
ここでは、初心者向けに手順を解説するとともに、よくある失敗とその対策について解説します。
アカウント設定の手順
Instagram広告を配信するには、Metaビジネスマネージャとの連携が必要です。
以下の手順で設定を進めましょう。
- Facebookページを作成
- Instagram広告はMetaプラットフォームを使用するため、Facebookページが必要です
- ビジネス情報を登録し、企業の公式ページを準備します
- Metaビジネスマネージャを設定
- Metaビジネスマネージャを作成し、広告運用に必要なツールを一元管理します
- 支払い方法の設定も忘れずに行いましょう
- Instagramアカウントと連携
- MetaビジネスマネージャにInstagramアカウントを追加します
広告出稿の流れ
アカウント設定が完了したら、いよいよ広告出稿です。
以下の流れで広告を作成・配信しましょう。
- キャンペーンの作成
- Meta広告マネージャを開き、キャンペーンを新規作成します
- キャンペーンの目的(認知度向上、リード獲得、購入促進など)を設定します
- 広告セットの作成
- ターゲット層、配信面(フィード、ストーリーズなど)、予算を設定します
- 日予算または総予算を選び、配信スケジュールを設定します
- クリエイティブの作成
- 画像、動画、カルーセルなど広告形式を選択します
- 視覚的に訴求力のあるクリエイティブを作成し、キャプションを工夫します
- 配信開始
- 広告を公開し、Meta広告マネージャ上でパフォーマンスを確認します
- 必要に応じてターゲティングや予算を調整します
よくある失敗と対策
Instagram広告を運用する際に、初心者が陥りやすい失敗とその対策を紹介します。
よくある失敗 | 対策 |
---|---|
曖昧なターゲティング設定 | ペルソナを明確化し、ターゲットを設定する |
誤ったキャンペーン目的の選択 | 広告に合ったキャンペーン目的を選ぶ |
予算配分 | 日予算または総予算を調整する |
質の低いクリエイティブ | 魅力的なデザインやビジュアルを用意 |
よくある失敗を防ぎ、効果的な広告運用を実現しよう!
Instagram広告の効果を最大化する方法
Instagram広告で高い効果を得るには、ターゲティングやクリエイティブ制作の工夫、データ分析と改善が欠かせません。
これらを正しく実践することで、広告の成果を向上させることが可能です。
ターゲティング設定の基本
ターゲティング設定は、Instagram広告の成功に直結する重要なポイントです。
正確なターゲット層にリーチすることで、費用対効果を最大化できます。
- 年齢・性別
- 商品やサービスに合った層を設定します
- 例: 美容商品なら20代~30代の女性、フィットネス商品なら20代~40代男女など
- エリア
- 配信エリアを指定して、ターゲットの居住地や行動範囲に合わせます
- 例:愛知県、岐阜県岐阜市、選択地点から半径10㎞以内など
- 興味・関心
- Instagramの詳細な興味カテゴリーを活用します
- 例: ファッション、料理、旅行など
目を引くクリエイティブの作り方
クリエイティブの質は、広告のクリック率やエンゲージメント率を左右します。
以下のポイントを意識して制作しましょう。
- 一目でわかるビジュアル
- 商品の特徴や魅力をシンプルに伝えるデザイン
- 色彩や構図で視覚的に目を引くデザイン
- 明確なメッセージ
- 短く簡潔な言葉で訴求ポイントを伝える
- 動画やカルーセルの活用
- 動画でストーリー性を持たせたり、カルーセルで詳細を見せる
データ分析と改善のポイント
広告の効果を継続的に高めるには、配信後のデータ分析と改善が欠かせません。
以下の手法を活用して最適化を図りましょう。
- 配信データの確認
- クリック率(CTR)、コンバージョン率(CVR)などの主要指標を確認
- A/Bテストの実施
- 異なるクリエイティブやターゲティング設定でテストを行います
- 最も効果的なパターンを特定して配信に反映します
- ターゲティングや予算の調整
-
- 効果が高い層に予算を集中させる
- ターゲット層を広げるか絞り込むかを検討
-
データを活用して広告をブラッシュアップしよう!
Instagram広告の効果の詳細は下記の記事をご覧ください。
よくある質問
Instagram広告を配信するには?
①Facebookアカウントを作成し、Instagramアカウントと紐付ける
②Meta広告マネージャーで「目的」「ターゲット」「予算と期間」を設定する
③広告クリエイティブ(静止画、動画やテキスト)を設定する
④審査が通り次第、配信開始
Instagram広告とInstagram運用の違いは?
Instagram広告は、費用をかけてターゲットへ直接リーチするための手段で、即効性や成果の測定がしやすいです。
広告費を要し長期的なファン育成には不向きです。
Instagram運用は、自社アカウントを日々更新し、オーガニックにファンとつながることで、ブランドへの信頼や愛着を育みます。
継続的な手間と時間を要し、短期的な成果は見込みにくいです。
Instagram広告の効果を最大化するには?
①ターゲティング
ユーザーの年齢や性別、興味関心、配信地域などを詳細なターゲット設定が広告効果を最大化します。
②クリエイティブ
高品質なビジュアルを使用し、シンプルでわかりやすいキャッチコピーを添えることで、ユーザーの関心を引きやすくなります。
③データ分析と継続的な改善
クリック率(CTR)やコンバージョン率(CVR)の確認、A/Bテストを活用し、広告効果を検証する
まとめ
Instagram広告は、Instagram上で写真や動画、ストーリーズ、リールを活用して配信するSNS広告です。
「画像広告」「動画広告」「カルーセル広告」「コレクション広告」の四種類で、課金形式にはCPM、CPC、CPV、CPIがあります。
広告効果の最大化には、予算調整やターゲティング、質の高いクリエイティブ、データ分析を活用することが重要です。
今回の記事が、これからInstagram広告を始める方や、さらに効果を高めたいと考えているWeb担当者・Instagram担当者の方の参考になれば幸いです。最新のトレンドや実績に基づいたアプローチを取り入れたい場合は、シーエムスタッフまでご相談ください。業種や商品・サービス問わず、各企業様に最適なご提案をさせていただきます。
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