2023.08.23

「LINE広告」で成果をあげる!「クリエイティブ」の制作のポイント

「LINE広告」で成果をあげる!「クリエイティブ」の制作のポイント

LINE広告の成果は、「効果的なクリエイティブの制作ができているかどうか」が明暗をわけます。では、効果的なクリエイティブはどのように制作すればよいのでしょうか? 本稿では、LINE広告のクリエイティブの基本から、制作のポイントとともに、運用のコツを詳しく解説します。

LINE広告のクリエイティブの基本

LINE広告は、アプリ内のトークやNEWSなど、さまざまな配信面に掲載できます。そのため、多くのユーザーに商品やサービスを訴求可能です。一方でLINE広告は、配信できる箇所が多様な分、それぞれに対応したクリエイティブを用意する必要があります。

以下は、主な配信面とクリエイティブの対応表です。

配信面  静止画動画
CardSquareVerticalカルーセルSmall ImageCardSquareVertical
トークリスト
LINE NEWS
LINE VOOM
ウォレット
LINEポイントクラブ
LINEショッピング
LINEチラシ
LINEマイカード〇  
ホーム
LINEMonary
LINEレシート
LINEオープンチャット
LINEファミリーアプリ
LINE広告ネットワーク
[図表]LINE広告の配信面とクリエイティブの対応表

このように、配信面ごとに、掲載できる広告クリエイティブは異なります。

LINE広告では、さまざまな広告を配信できます。一方で完全に活用するためにはクリエイティブを複数用意する、さらに広告面に適したクリエイティブを準備する、などの工夫が求められるのです。

LINE広告のクリエイティブ制作、3つのポイント

LINE広告のクリエイティブ制作には、いくつかのポイントがあります。ここでは、いくつかの視点から、クリエイティブ制作のポイントについて解説します。

静止画クリエイティブ制作時のポイント

静止画のクリエイティブは、スクロール中のユーザーの指をどれだけ止めさせられるか、いかに視線を惹きつけられるかが重要といえるでしょう。そのため、ポイントは情報量を詰め込むことではなく、閲覧者にインパクトを与えることです。

LINE広告の配信面は大きな画面ではなく、そこに情報を詰め込もうとしても訴求効果は見込めません。静止画のクリエイティブは、ユーザーに訴えかける1点に集約したアピール効果を持つ構成が好ましいでしょう。

静止画クリエイティブの特徴としては、以下があげられます。

要点を絞って訴求効果を高める

ユーザーの視点で響くインパクトを求める

①は比較的シンプルかつ目に入りやすい構図を選ぶこと、②は情報量よりも期待や不安感などの感情に訴えかける文言を使うことです。

具体例をあげると、「夏に向けてダイエットを」というコピーよりも「このままじゃ夏が終わっちゃう!」というコピーのほうが、ユーザーは強い印象を受ける、という考え方です。静止画クリエイティブを配信する際には、伝えたい内容を、ターゲットとなるユーザーの視点に合わせて、わかりやすく伝えられるとよいでしょう。

動画クリエイティブ制作時のポイント

動画クリエイティブは、静止画よりも一般的にコンバージョン率が高いとされています。しかし、その興味を持続させ、ユーザーになんらかのメッセージを届けるには、やはり工夫が必要です。

動画クリエイティブ制作時のポイントとしては、以下があげられます。

最初の3秒が重要

ユーザーが視覚的に感じられるインパクトを提供する

ユーザーがアクティブ探索したわけではない動画は、一般的に最初の3秒間でその印象が決まるとされています。反対にいえば、3秒間でユーザーの興味を惹けさえすれば、ある程度の長さの動画なら、動画の続きに興味を持って視聴してもらえます。そのため、動画冒頭では、視聴者の視線を惹きつけるようなインパクトのある文言を視覚的に表示するとよいでしょう。

派手な映像や奇抜な映像を用いる必要はありません。ユーザーの視点を惹きつける訴求ポイントを、その3秒に集約させるよう意識することが重要です。また、動画コンテンツは文字よりも視覚・感覚的なアピール力を持ちます。そのため、部品構成が複雑な商品や、実際に動かしてみないとわからないようなサービスを広告でアピールしたい場合、動画コンテンツを使うことでそれらを細部までアピールすることができます。

このとき、あからさまに広告だとわかるような美男美女を使うよりも、実際に施術にあたるスタッフとモニターの動画を使うとよいでしょう。広告としての出来栄えよりも、技術力や信憑性を意識するほうが、顧客への訴求力が高まるとされます。

効果的なクリエイティブを制作するためのポイント

クリエイティブの効果を高めるためには、さまざまな施策を用いて、常に改善を続けることが重要です。そのためには、以下のような手法があります。

  1. 広告面に合わせて同テーマで複数のクリエイティブを制作する
  2. 複数の訴求ポイントを作る
  3. 広告効果を分析し、有効なクリエイティブを軸にする

LINE広告は、広告面が多種多様なため、それに対応したクリエイティブを用意する必要があります。

極端な例ですが、クリエイティブをSmall Imageで制作してしまうと、いざ出稿してもトークリストにしか表示されず、あまり高い広告効果を得られません。各広告面に広告が表示されるように、同じテーマのクリエイティブでも素材は複数用意するべきです。

このとき、広告面ごとに効果的なクリエイティブは異なるため、静止画や動画など、予算と相談してさまざまなクリエイティブを用意しておくとよいでしょう。また、訴求ポイントを複数作ることも非常に効果的です。自社が広めたい商品・サービスにはどのような層から需要があるのかを確かめるための手段として役立ちます。

たとえば、独身男性向けとファミリー向けのクリエイティブでは、訴求ポイントが異なるということもあるでしょう。同じテーマでも別の訴求ポイントや対象層を意識した、別バージョンのクリエイティブを制作すれば、商品やサービスが実際にどのような層に受け入れられているかを図るヒントとなります。

これらの手法を使用して得たデータは、以降のマーケティング活動に活用できます。自社商品・サービスの需要が高い層を分析し、自社の強みを再確認しながら、より効果的なクリエイティブを目指して改善を続けましょう。

LINE広告の特性を踏まえて広告を出稿する

本記事では、LINE広告に関する基本概要と、効果的なクリエイティブ制作のポイントについて解説しました。

LINEは日本でも多くの人に利用されているSNSです。そのため、多くのユーザーに幅広くアプローチができるという特徴を持ちます。LINE広告の特性を踏まえたうえで、広告を出稿すれば、より多くの効果が得られるでしょう。

※参考 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000123.000025039.html

この記事を書いた人

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