はじめに
今回は、スマートニュース広告の特徴と配信実績をご紹介します。
スマートニュースは大手メディアのニュースはもちろん、クーポンや様々なジャンルの情報を集約した、日本最大の無料ニュースアプリです。
媒体としての特徴は、「ニュースを見る=情報を収集する」という気持ちになっているユーザーへ広告を配信できる点です。
「スマートニュースはよく使うけど、広告配信についてよくわからない」、「スマートニュース広告の特徴について知りたい」という方は、本記事を参考にしてみてください。
※スマートニュース広告には運用型と予約型の2種類があり、本記事ではニュースフィード面と記事面に広告掲載される運用型広告の紹介をいたします。
スマートニュース広告について
(1)どんな人にリーチする?
スマートニュースのユーザーは、アプリで隙間時間を使って積極的に情報収集するという特徴を持っています。 利用ユーザーの多い時間帯は、朝の通勤時間(7時)や昼の休憩時間(12時)です。 また、男女比はほぼ半々で、年代は40代を中心に幅広く利用されています。 約半数のユーザーは日本の平均年収を超えており、 年収1,000万円以上のユーザーは全体の10%近くを占めています。
(2)他媒体との比較
YouTube、Yahoo! JAPAN、X(旧Twitter)、Instagram、Facebookと比較すると、朝の通勤時間を中心に、スマートニュースの総利用時間シェアは多いです。 SNSと比べても利用時間に大きな差はないことがわかります。
(3)配信面は?
広告はアプリ内の記事一覧に配信されるChannelViewと記事閲覧に最適化されたSmartViewの2種類があります。 スマートニュースのアプリ内だけではなく、遷移先の記事内にも広告は配信されるので、それぞれの配信面に合わせた広告を作成することが重要です。
スマートニュース広告の特徴
(1)情報を得ようとしている人に配信
スマートニュースを見るユーザーの特徴は、「ニュースを見る=情報を収集する」という気持ちになっていることです。
もちろん情報を収集するという目的でスマートニュース以外のメディアに接触しているユーザーも少なくありません。 しかし、スマートニュースはInstagramやYouTubeというメディアに比べて、ニュースを閲覧することに特化したメディアなので、質の高い情報を伝えることができます。
(2)自社で作成した記事を配信することに適している
スマートニュースはニュースアプリなので、広告以外のコンテンツの多くは記事ページとなっています。そのため、SEO対策で自社サイトに記事を掲載しており、記事内容の認知を広げたい場合に適している媒体といえます。
広告は、他の記事に馴染んだ形式で配信されるので、広告をあまりクリックしないユーザーに対しても高い効果を見込むことができます。
(3)記事内容に合わせた配信ができる
スマートニュース広告では、キーワードに沿って、記事を閲覧したユーザーに対して広告を配信することができます。 例えば、「不動産」というキーワードで記事を抽出し、抽出された記事を閲覧したユーザーに対して広告配信を行うことができます。
スマートニュースというニュースアプリだからこそ可能なターゲティングである一方、ターゲットを絞りすぎてしまうと広告が配信されなくなる恐れがあるので注意しなくてはなりません。
スマートニュース広告の注意点
(1)指定エリアは第二階層まで
エリアターゲティングは都道府県名や市区町村名で行うことができます。
注意点としては、都道府県から次の階層までのエリアしか選択できないということです。
例えば、「東京都/千代田区」という指定は可能ですが、「東京都/千代田区/丸の内」という指定はできません。
(2)記事風のバナーとLP
ニュースアプリという特性上、記事風のLPを用意することで広告配信の効果が上がる傾向にあります。
また、配信されている記事のバナーに関しても、テキストが多いものよりも画像のみで載っているものが多いです。
そのため、広告バナー内にテキストを入れる際は、スマートフォンで文字を認識できるか、他の記事バナーと比べて浮いたデザインになっていないかを確かめる必要があります。
(3)カルーセルとフィードを組み合わせて配信できない
スマートニュース広告ではカルーセルのクリエイティブを配信することはできますが、 カルーセルと1枚のバナーをひとつのキャンペーンにまとめることはできません。
FacebookやInstagram広告のように、予算を分けずに同時配信して最適化を図るという方法は取れない点に注意が必要です。
スマートニュース広告の配信実績
住宅メーカーですと、他媒体でのクリック単価は100円から200円になることも少なくないですが、スマートニュース広告では25円で配信できました。
また、広告経由での申し込みも発生したので、認知拡大だけではなくコンバージョンも狙える媒体ということがわかりました。
最新アップデート情報
2024年11月、新たな広告プロダクト「Top News Display Ads」を提供開始しました。この広告プロダクトは、スマートニュースのトップ画面全体に縦型の静止画広告を配信するものです。ユーザーが広告の視聴完了を待つ必要がないため、商品やブランドの認知向上に効果的です。
また、SmartNewsは3,000以上の提携媒体とのパートナーシップにより、信頼性の高いニュースコンテンツを掲載しており、広告主にとってブランドセーフティが確保された配信面として活用できます。
背景として、2024年3月にリリースした「Top News Video Ads」が好評で、広告出稿数が6倍以上に増加。その成功を受け、静止画広告へのニーズが高まり、当初2025年予定の提供開始を前倒しして11月18日から開始しました。
最後に
今回はスマートニュース広告についてまとめました。
GoogleやYahoo!、主要SNSに比べると広告の規模は少ないように思えるかもしれませんが、スマートニュース広告は十分効果を狙うことのできる媒体です。
スマートニュースを使った広告配信に興味のある方は、個別にターゲティング方法や広告戦略についてご案内致しますので、お気軽にご連絡ください。
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