2023.07.25

LP(ランディングページ)改善はなぜ必要なのか?メリットについて解説!

LP(ランディングページ)改善はなぜ必要なのか?メリットについて解説!

Web集客が主流になった現代ではLP(ランディングページ)の重要性が高まっています。
その理由は、LPの印象や質によってサービスや商品の売り上げに大きく関わることが多いからです。

古い情報のために最適なLPになっていないこともあるため、定期的な更新が必要です。

LPを改善するメリットには、CVR(コンバージョン率)の上昇・Web広告効果の増加・離脱率の減少が挙げられます。
本記事ではそれぞれのメリットについて解説しているので、ぜひ最後までお読みください。

LPを改善する目的

LPを改善する最大の理由は商品の売り上げを上げる・集客をするなど、達成したい目的を達成することです。そのためにはデザインや構成が目的に適しているか適宜修正していく必要があります。

特に広告と連動させる際には注意が必要です。広告の訴求内容とLPの内容が異なっていると、クリックされてもすぐに離脱されてしまいます。LPには広告を見た方が知りたい内容が書かれているか、しっかり確認しましょう。

LPを改善すると得られるメリット

① CVR(コンバージョン率)の上昇

LP改善のメリットとしては、まずCVRが上がりやすくなることが挙げられます。サービスの魅力やターゲット層の興味をひきやすくなるのです。その結果、同じ数のアクセスでも、より多くのコンバージョンを獲得できます。

CVRはコンバージョン数÷セッション数×100で表されます。セッション数とはLPやサイトを訪れた回数です。コンバージョン数が10でセッション数が100だとCVRは10%になります。LPを改善することは、コンバージョン数を増やすことに繋がり、結果としてCVRを高めてくれるのです。

もしLPが無い場合だと、サービスや商品のことが詳しく分かりません。顧客も判断基準がないのでクリックする回数も減り、結果的に売り上げが減少してしまいます。
反対に訴求に適したLPに改善をすれば、顧客も購入するかどうかの判断ができるため、売り上げアップにつながります。

② リスティング広告の費用対効果が高くなる

広告の費用対効果が高くなるのもLPを改善するメリットです。その理由はCV率が上がるほど、CPA(顧客獲得単価)は下がる傾向にあるからです。CPAの計算式はCPA=CPC(クリック単価)÷CV数です。先ほどお伝えしたCVRの向上によりCV数が増えるので、一人当たりの顧客単価を下げられます。

イメージしやすいように具体的な数字を入れて確認してみましょう。

 例)10万円で広告が1,000クリックされた場合、CV率の違いによる費用対効果の変化は次の通りです。

CV率が1%の場合
1,000クリック×1%(CVR)=10件(コンバージョン数)
1万円÷10件=1000円(CPA)
CV率が2%の場合
1,000クリック×2%(CVR)=20件(コンバージョン数)
1万円÷20件=500円(CPA)

このようにLPを改善することで、CVRが上がり獲得するための費用を下げ、広告の費用対効果を高められます。

LPを改善したら確認したい3つのポイント

LPを改善したら、きちんと反映されているか確かめる必要があります。特に3つのポイントに注意してください。効果を確認して目的達成まで改善し直しましょう。

① SP(スマートフォン)対応しているか
 
まずはSP(スマートフォン)対応がきちんとできているか確かめてください。LPを改善した際、PCではきちんと表示されているのにSPだと表示されない場合があります。その場合は修正が必要です。

LPのデザインはレスポンシブとPC・SP別々の2つ方法があります。レスポンシブデザインのメリットはメンテナンスがしやすい点です。デバイスごとにファイルを変更したりURLを用意したりする必要がありません。SEO対策もできるため、上位に増える可能性も高くなります。

一方で、予算がある方はPCとSPで別々のLPを作成するのも手段の一つです。それぞれ作成することで、デザインの制約がなくなり好みのデザインを作れます。デザインにこだわりたい方や後から変更できるようにしたい方はそれぞれのデバイスごとに作成するのがおすすめです。

② 表示速度は遅くないか

LPの表示速度が遅くなっていないかも確かめましょう。表示速度が遅いと表示前の離脱率が上がって、LPを読んでくれる方や興味を持ってくれた方を手放すことになります。表示速度を調べるにはGoogleが提供しているPageSpeed Insightsで計測が可能です。

実際に点数が表示されるので、どの程度改善すればいいのかが分かりやすいです。速度が遅い場合は画像やファイルの圧縮を行うなどして改善しましょう。

Google PageSpeed Insights

https://pagespeed.web.dev/

③ 第三者視点のフィードバックがあるか

LP改善後は他の部署の方や制作に携わっていない方などからフィードバックをもらってください。制作に携わった方や毎回同じ人の意見ばかり参考にしていると情報に偏りが出てしまいます。多角的な意見を取り入れて、読者視点で納得できるレベルのLPを作成しましょう。

まとめ

LPを改善することでCV率の向上や広告の費用対効果が高くなるのがメリットです。その結果、商品の売り上げアップや求人の獲得など、さまざまな効果が期待できます。それぞれの目的が達成できるよう、改善を続けていきましょう。

LPの製作についてはお気軽にお問合せください。
https://cmstaff.co.jp/contact/

この記事を書いた人

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